東京都の日本庭園

浜離宮恩賜庭園 - 東京都港区の日本庭園

浜離宮恩賜庭園(はまりきゅうおんしていえん)は、東京都港区にある池泉回遊式の日本庭園です。東京湾から海水を取り入れているので、潮の干満で景色の変化を楽しむことができます。そんな浜離宮恩賜庭園の魅力や見どころについてご紹介します。

浜離宮恩賜庭園の景色

浜離宮恩賜庭園とは?

浜離宮恩賜庭園は、1654年(承応3年)に甲府藩主の徳川綱重により海を埋め立てられ別邸として築かれました。その後、将軍家に渡り、6代、7代、8代将軍を通じて園内が綺麗に整備されました。

敷地面積はなんと東京ドームの5.5倍の広さをほこり、今では国の特別名勝・特別史跡に指定されています。

浜離宮恩賜庭園にある池の水は、東京湾の海水がそのまま使われています。そのため、他の庭園ではみることのできない海水魚、カニ、フジツボなどが住んでいます。逆に、他の庭園で見ることができる亀やコイは浜離宮恩賜庭園にはいません。かつては、清澄庭園や芝離宮恩賜庭園も潮入の池でしたが、現在は浜離宮恩賜庭園だけになってしまいました。

浜離宮恩賜庭園の大手門

浜離宮恩賜庭園の見どころ

潮入の池

塩の満ち引きで水位が変わる

海面の干満によって池の水位が常に変化しています。そのため、園内へ入ってすぐの内堀にはフジツボがびっしり住み着いており、引き潮の時には堀の底が見えるほどまで低くなります。皆さんも来園する際はご覧ください。

松の御茶屋 燕の御茶屋 鷹の御茶屋

歴代の将軍たちや、お客さんが楽しんだとされる茶屋が復元されています。
その中でも、「鷹の御茶屋」は平成30年(2018年)に復元が完成したばかりです。茶屋の裏側に回ると鷹を入れていたスペースなどもあり面白いです。中には茶屋の歴史がわかるVTRなどが流れているので是非入ってみましょう。

花畑

大手門から入ってすぐの花畑には春には菜の花が咲き、その後にコスモスが綺麗に咲いています。
汐留のビル群とのコントラストが見事です。

浜離宮恩賜庭園の菜の花

浜離宮恩賜庭園のオススメの楽しみ方

ガイドの利用

浜離宮恩賜庭園では無料のガイドさんが一緒に回って庭園の歴史と園内の植物の事など丁寧に教えてくれますのでご利用をお勧めします!
将軍が見ていた景色を想像しながら、当時詠まれた歌をきくのは格別です。
※管理人がガイドさんと一緒に回った時は、ガイド1名に6名くらいがついて教えていただき70分ほどだったかと思います!
- 無料ガイド:土曜日/日曜日 (午前11時 & 午後2時)

お茶・お土産

浜離宮恩賜庭園は敷地も広く休憩しながら景色を楽しむと良いでしょう。ピッタリの休憩場所をご紹介致します。

中島の茶屋

浜離宮恩賜庭園の中でも池の中にり、一際目立っているのがこの中島の茶屋。入場無料で入る事ができますので、一息付きながら池の上から園内の風景を見渡して見ましょう。さらにお抹茶と和菓子のセットも500円〜注文が可能です。

浜離宮恩賜庭園の中島の茶屋

濱見世(はまみせ)

花木園内にある売店の「濱見世」もお土産などを買うにはピッタリの売店です。ここでしか購入できない商品もいくつかあるので要チェックです

浜離宮恩賜庭園の将軍おかき

浜離宮恩賜庭園の基本情報

庭園名 浜離宮恩賜庭園
住所 〒104-0046 東京都中央区浜離宮庭園1-1
アクセス 【電車】
●大手門口
都営大江戸線 汐留駅・築地市場駅より徒歩7分
ゆりかもめ 汐留駅より徒歩7分
JR山手線・京浜東北線・東京メトロ銀座線・都営浅草線 新橋駅より徒歩12分
●中の御門口
都営大江戸線 汐留駅より徒歩5分
JR山手線・京浜東北線 浜松町駅より徒歩約15分
【船】
水辺ライン(両国⇔浜離宮⇔お台場海浜公園)
水上バス(浅草行き)
※ 発着場をご利用の場合、別途入園料がかかります
【駐車場】
ご来園の観光バス専用
※ 障害者・車椅子の方の車両は駐車可
電話番号 03-3541-0200
開園年月日 1946年4月1日(昭和21年)
開園面積 250,215.72m²
開園時間 午前9時〜午後5時 (入園は午後4時30分まで)
休園日 年末年始(12/29〜1/1)
無料公開日 みどりの日(5月4日)
都民の日(10月1日)
庭園ガイド 土曜日・日曜日・祝日(午前11時と午後2時の1日2回)
入園料 【入園料】
一般 300円
65歳以上 150円
(小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)

庭とりっぷ管理人の感想

浜離宮恩賜庭園は私が庭巡りを始めたきっかけと言っても良い庭園です。
この庭園のスケールの大きさや重ねてきた歴史を知れば知るほど、色々な事を考えさせられます。

現在の汐留のビル群が立っている辺りは江戸時代は大名屋敷が立ち並んでおり、そして高速道路が走っている所には川が流れていたといいます。
300年の年月を超えて、大名屋敷が大手企業のビルに。交通の中心手段だった川が高速道路に。
なんと、今ある構図は300年前とあまり変わっていないということに驚きました。面白いなあ。

園内にはいくつか山が造られており、
江戸時代の浜離宮恩賜庭園は、江戸城、富士山、海、房総半島が見渡せる庭園でした。
将軍たちはどんな庭園を見ていたのかを想像するのも楽しいですよね。